試写会にて。
容姿のせいで自信が持てないレネー。ある日頭をぶつけて自分が絶世の美女に見えるようになり、仕事も恋も上手くいくようになり…
コメディエンヌ演じる少しぽっちゃりなレネーのポジティブパワフルコメディ。
容姿の何が大事なのか！自分の個性をそれぞれ自覚して自分らしく自信もって生きよう！というメッセージがダイレクトに伝わってくるストーリー。
メッセージはすごく好き。
だけど、なんか笑いのポイントが「容姿がダメなやつ」っていう容姿いじりありきの笑いなんですよ。
容姿が悪いやつが辱しめにあって面白いとか、容姿が悪いやつが突飛な行動して調子に乗ってて面白いとか。
見てて笑ってしまったけど、なんかなぁ…って前半は特に微妙な気持ちになった。
容姿は関係ない！ってメッセージなのに、結局容姿で笑いとってるじゃん？
結局自信持つのは容姿がポイントじゃん？っていう二律背反。
後半の自信を持ってからのレネーは痛々しいけど、自信満々なのは見てて清々しくてよかった。しかしラストの魔法が解けてからの展開がやや足速すぎてあっけなかった。
レネーを演じるエイミーはチャーミングで素敵だった。
ミシェル・ウィリアムズの変な声のキャラづくりも、最近の彼女の方向性からまたガラッと変わっててすごく良かった。可愛かったな〜。
エコバッグ持ってきてるのが一番愛せて好きだった。
