柏エシディシ

アンクル・ドリューの柏エシディシのレビュー・感想・評価

アンクル・ドリュー(2018年製作の映画)
3.0
ペプシCMでお馴染み、NBAスターカイリーアーヴィングによる「ドリュー爺さん」を長編映画化。

舐めてたジイさんがスーパープレーヤーでした「がんばれベアーズ」ムービー。
シニアたちのワンスアゲインムービー。
そんなこちらの期待以上でも期待以下でもない出来ですが、時にはこんなアメリカンコメディを観たくなるじゃあないですか?丁度イイ感じです。

まぁ、プロットがいろいろ雑なのがタマにキズですが、バスケファン、ブラックミュージックファンには堪らない小ネタの連続と、今アメリカで最も勢いのあるコメディアンヌのひとりティファニーハディッシュの出演と見所は十分。
あと主演のリルレルハウリーは「ゲットアウト」の親友役の子。今後売れそう。ゲットアウトネタもぶち込んでたな、そいやw

あとやはり、初代ドリームチームや「スラムダンク」の洗礼を受けたと往年のNBAファンの身としては、名プレーヤーたちの客演は嬉しいところ。それも、演技経験者やTV解説者など「場慣れしてる」元スタープレーヤーを配しており、素人臭さによる変なノイズがなくスムーズに作品を楽しめるのは大きい。みんな上手い。

ど近眼の3ポイントシューター、ライツを演じたレジー・ミラー。ちょっとヒールっぽい佇まいと抜群の勝負強さで大好きだったなぁ。あの独特のフォロースルーでビシビシシュートを決めるのがまた見れて嬉しかった。
シャックが「コービー、パス寄こせ」って台詞は日本語字幕ではオミットされてましたよねー?多分。あと、終了間際の牧師(クリスウェバー)に対するタイムアウトネタ。分からない若いバスケファン、結構いるかもですねー
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