荒川自転車乃介

バッド・スパイの荒川自転車乃介のレビュー・感想・評価

バッド・スパイ(2018年製作の映画)
3.8
アメリカ人女性二人の友達コンビが、機密情報を巡るスパイの争いに巻き込まれ、ヨーロッパを駆け巡る。気楽に観られるコミカルな作品。
この映画を面白くしているのは、ケイト・マッキノン演じるモーガンのキャラクターによるところが大きいと思う。口八丁で何事も切り抜けようとする詐欺師タイプだけど、人の話は聞かずに、自分のやりたいことをやろうとする。こういうキャラクターがいると、ストーリーが予定調和にならず、起伏ができて良い。
ケイト・マッキノンは、最近の話題作にたくさん出ているようなので、違う作品も観てみようと思う。
本作は見て損はない一本だと思う。