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プーと大人になった僕のmaroのレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
4.0
開始5分で泣いた。

家庭を顧みずに仕事に追われるクリストファー・ロビンとプーの再会の物語なんだけど、事あるごとに涙めっちゃ出て。
自分でも何でかまったくわからない。
悲しいシーンがあるわけでもないし、話自体はすごくオーソドックスでありがちで、泣くポイントがあったわけではないのに、所々で涙が出てしまった。

でも見終わった後に考えてみて思ったのは、きっとクリストファー・ロビンが大人になって忘れていた小さい頃の純粋な想いとか、それが消えてしまったことで、プーたちに寂しい思いをさせてるんじゃないかとか、勝手に自分の頭の中で解釈して、それに哀愁なり悲哀なりを感じて涙が出てしまったのかもしれない。

プー自体が特別お気に入りのキャラクターとかではないけど、俺も小さい頃、近所のレンタルビデオ屋で『くまのプーさん』のビデオを借りて何回も見ていたし、その頃の自分とクリストファー・ロビンはほぼ同い年だったから、なんか重なるところがあったのかなあ、なんて。

なんか、ポジション的にドラえもんとのび太の関係性に似ている気がする。

そして、プーやその仲間たちはちょいちょい哲学的なことや本質的なことを言うから、コジコジにも見える(笑)

映画の尺も変にダラダラしないでちょうどいいし、映像のクオリティがとにかくすごすぎて、相変わらずディズニーの実写化は本当に素敵だと思った。
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