赤い風船
めちゃくちゃ良かった!。たくさん、元気もらったよー。
実は、プーさんって観たことないんですよね。でも、イメージはアニメのプーさんだったんで、最初この映画のビジュアルが解禁された時、ヌイグルミみたいじゃん。とかシルべニアファミリーに居そう。とか思ってました。
映画の冒頭を観たら分かるのですが、この映画はアニメのその後ではなく原作小説のその後のお話。冒頭のおかげで、この世界にすんなりと入ることができたのは凄く良かったです。ほんと、小説の世界からそのまま飛び出した感じでした。
ここ数年、ディズニーはアニメの実写化に手を出し始めた。
どれも、観たけど内容も覚えてないぐらいイマイチなのが多かった印象。観てよかったと思えたのはジャングル・ブックぐらいでした。
でも、このプーさんはいい映画。今までと違い、その後を描いていたから良かったのかな。もしかしたら、プーさんの世界観をよく知らないからという可能性もあるかもしれないが、アニメや小説などで育ってきた人でも安心できる内容だったと思います。
プーさんって、こんなキャラクターだったんですね。
のほほんとしてて、のんびり屋さん。おつむの小さい愛すべきキャラ。
プーさんの仲間たちも、みんな可愛い。色んなキャラが登場するのでワクワク。自分もおつむが小さく、カワイイモノ大好き、甘いモノ大好きなスイーツ男子なので最高でした。
そんなプーさんと成長したクリストファー・ロビンとの掛け合いが面白い。大人になってしまい、仕事に追われ大切なモノが見えなくなってしまう。そんな彼の元にプーさんが現れるが、ノンビリした性格にイライラする。でも、心の奥にはあの頃の少年だった思い出が大切にしまってある。
それを、今は忘れちゃっただけ。ちゃんとそこに今でもあるんだな。
メッセージ性は、かなりストレート。でもディズニーは変な変化球なんか投げず、ずっとストレートでいいんだよ。真っ直ぐ過ぎる想いが胸に響く。
赤い風船、プーさんが汽車の中で遊ぶゲーム、100エーカーの森での大冒険、プーさんロンドンに行く、家族の絆、大切な仲間たちと見どころ満載。ヌイグルミの見た目を生かしたやり取りも面白かったです。
大人向けの作品だと思うけど、子供も楽しめるサスガのディズニークオリティでした。
今日は、もうなにもしない。