前半しんみりじんわり、
後半ほっこりにっこり。
少しくすんだ色みの、
英国的イメージ。
微笑ましくて、
ほぼニヤけてた。
クリストファー・ロビンが成長し
(かわいい)おっさんになって
私たちみたいに仕事場の悩みを抱え、
愛する家族に対し余裕を持って接する
事もいつの間にか少なくなっている、
そんな日々を送っていた。
プーとの再会で、戸惑って大人の
振る舞いをしながらも、プーの
のびのびしたマイペースさにも
優しいクリストファー。好き。
プーと大人になったクリストファー・
ロビンを合わせたのは何だったのかな。
プーの強い想いなのか、少年の頃の
宝物を久しぶりに見たクリストファー
の脳のスイッチが入ったからか、
またはクリストファーがプーたちとの
思い出の日々を大人になっても忘れない
で過ごしていて欲しいと思う「くまの
プーさん」の物語のファンの人々の
想いなのか。とにかく、再会して
くれて嬉しい気持ちになったなー。
プーとクリストファーに長いお別れを
して欲しくない人が書いたお話な気も
しますw
パディントンのように、英国が得意な
スラップスティックコメディ要素も入れ
つつ、優しい世界が溢れてました。
原作プーさんのお話にある、ほぼ全員が
ボケまくる事で見てるとちょっとイラっ
とする(同じ目線でツッコミ役のウサギも
イラついて時々狼狽してるw)感覚も取り
入れられてて良いw
悪者も至ってシンプル。ゲイティスさん
得意の嫌味な表情がナイス！
ユアンは間違いなくハマり役(プーさんと
ハグ！！お揃いの赤いベスト！！！)
だったけど、ヘイリー・アトウェルが
とても良かった。ヘアメイクがハマって
たのか、いつもより深みあり美しかった。
あと途中タクシードライバー、新聞売り、
お巡りさんの3人の俳優は英国コメディー
やドラマによく出てくる人たちなので、
あの掛け合いは俺得でした！馴染みが
ない方々にとってはあのパート無駄に
長くね？て感じだったかもですが、
英コメディ好きな方々には楽しい時間
だったと思いますw
