グリーバスのおばかさん
「くまのプーさん」のその後を実写化。
100エーカーの森を離れ十数年、ロンドンの運送会社で営業職に就き妻と娘の三人で暮らすクリストファー・ロビン。上司に休日出勤を言い渡され家族旅行もドタキャン、追い詰められた彼の前に古い友人が現れる。
ユアンの声が聞きたく字幕鑑賞。
仕事に追われて動き回る大人がハチミツのようにゆったりのろまなプーに巻き込まれて、じんわりと心情を取り戻す様子が素敵でした。もうずっと見てたかったです。
「寄宿学校」て制度がわからず調べたんですが、軍隊養成のようなとても厳しい場所なんすね。社会に出されるころには忠実につくられて、しかも戦争経験や負傷兵として途中離脱なんてのは彼の心を大きく閉ざしてしまったことでしょう。
そんな描写を読み取れると途中プーに当たってしまう様子もわからなくもないです。
だからこそ二人で丸太に座ってるとこは無条件で涙腺を刺激され撃沈。
ほんのりネタバレかもですが
最後のトントン拍子で進む大集合からの半沢直樹は現実味がなくて社会の話とかしてたのになんか残念だなんて思ったんですが
よく考えたらぬいぐるみ動いてる時点で現実じゃないんでそこは「なにも考えない」をキメこむことにしました。
ほっこり映画かと思ってたらカーチェイスやスポーティなシーンもありディズニーは抜け目ない!
おすすめです!