キッチー

プーと大人になった僕のキッチーのレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
3.8
大人になったクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)の仕事と家族愛、そして友情の物語。

クリストファー・ロビンの娘マデリン(ブロンテ・カーマイケル)とプーたちが出会って行動していくところは子供目線で楽しめました。

ユアンの時折見せる少し少年っぽい笑顔とか表情は役に合ってましたね~。彼が妻イヴリン(ヘイリー・アトウィル)に森の仲間たちのことを伝えようとして熱く喋るところは好きです。タクシーのフロントガラスに飛んでくる仲間たちとの再会のシーン、笑えました。

実写化ということでプーたちがどうかなと思いましたが、ぬいぐるみが自然に動き喋る設定も、すぐに慣れ、違和感なく見られました。声優陣も合っていましたし。
ただ...吹替えで観始めたのですが、ユアンの声が堺雅人さんだったので、堺さんの顔がちらついてしまい、早々に英語に変えましたが...(笑)

単にノスタルジーを煽る作品ではなく、仕事人間の父親が大切な仲間を思い出したり、妻子が父親も昔は感受性豊かな仲間を大切にする優しい子供だったことを理解したり、素敵なファンタジーになってました。
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