原題: Christopher Robin
先日、あべのハルカス美術館の『くまのプーさん展』に行ってきました。膨大な原画や貴重な初版本…。”Winnie The Pooh”が世に出て世界中で人気を博すまでの細々とした展示が本当に素晴らしかった。この展覧会に行っていて良かったと思います。プーさんたちの原画、ストーリー…素朴で可愛らしいことこの上ないのです。
何かを懸命にしているわけでもない日常…。でもしなければならないことが山積みと感じている私の心は壊れていますね。本当に疲れていると感じる今日この頃…何とかしなければ…😢
ストーリーはなんとなくわかっていたつもりが鑑賞中に何度も涙が溢れてしまいました。
エンドクレジットで海岸で人々が羽を伸ばしている映像で流れる歌。
♪何もしないことが最高の何かにつながる♪
♪何もしないことに忙しい♪ (“Busy doing nothing”)
珠玉の言葉の数々…。
何もしなければ勿論生きていけないのですが、家庭や身の周りの大切な人々を置き去りにしては本末転倒。原作は大変哲学的な作品なのだと本作鑑賞後、再認識させられました。