みかん

プーと大人になった僕のみかんのレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
3.8
かつて「100歳になっても、君のことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファーロビン。月日は流れ大人になって再会を果たし、忘れてしまっていた大切なものを思い出していく、初実写化のファンタジードラマ。

とにかく全編通してプーのテディベア感や、仲間たちのモフモフがかわいいので観てるだけで癒されました。

プーたちと別れた後、家庭の事情や戦争というどうしようもない力によって"大人"にならざるを得なかったクリストファーロビン。

ずっと人生を駆け抜けてきたけど、家族の将来の幸せのために働いているはずが、家族との幸せな今を犠牲にしている悪循環。

そんな家族の絆が綻んできた危うい時に、プーたちと再会して見失っていた本当に大切なものに気づいてよかったです。

"何にもしない"は、何も生み出さない。

と、思いきや。実は

"何にもしない"をするのは、最高を生み出すことにつながっていく。

と、いうのは発見でした。

風船は人生に全く必要ないけど、持ってると何か幸せ。

そういう日常のちょっとしたことを大いに楽しめる余裕を持って、じんわりほっこりした幸せをたくさん感じられる心を見失わないよう、大切にしていきたいです。

あと、ユアンのSWオビ=ワン・ケノービとはまた違った見事な戦いぶりには笑いましたw


…余談ですが、今年もあっと言う間に残り2ヶ月切ってましたね(^^;
レビューがだいぶお久しぶりになっておりました´д` ;
クリストファーロビンではないですがw、本当に月日の流れ大人になると早いんで、プーと仲間たちの精神を胸に刻んで、今を大事に、また忘れそうになったら観たいなぁと思いました。


★親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経ち、大人になったクリストファーロビンは、鞄会社に勤め妻と娘と暮らしていた。

しかし、彼は仕事に追われ、会社から託された難題と一緒に時間を過ごせない家族との問題に悩んでいた。

そんな時、100エーカーの森を飛び出したプーが突然現れ、、。
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