つるみん

ルイスと不思議の時計のつるみんのレビュー・感想・評価

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)
2.9
【Platonic】

事故で両親を亡くした10歳の少年ルイスが、伯父のところへ引き取られる。しかしそこのお屋敷はどうも魔法がかかった恐ろしいお屋敷らしく…。

イーライ・ロス監督によるマジック・ファンタジー。
イーライ・ロスというと容赦ない血みどろでお馴染みの監督さんであるが、今回は新しいジャンルに挑戦。まさに子供向けのファンタジー作品であって血飛沫とはかけ離れた映画だった。

たしかにイーライ・ロスという名があるだけで期待してしまうが、彼がいう通りサム・ライミだってヒーローものを撮るし、ロバート・ロドリゲスだってSFアクションを撮る。ホラーを撮ってきた監督が別ジャンルに手を出しても良いじゃないかと。

ただこれがヒットしなかった…。
前に出した2つの例はどちらもヒットしてるから良いものの本作はあまりにもヒットしていないし、爆発的に面白い訳でも見所がある訳でもないのが正直なところ。

まあ赤ちゃんになったジャック・ブラックが物凄く気持ち悪かったくらいかな。

さて、次のイーライ・ロス監督作はどのような方向に向かっていくのだろうか。
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