ダイセロス森本

ルイスと不思議の時計のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)
4.1
面白かった~!起承転結がいっぱいあるからころころと変わっていって面白い。黒幕出てくるのが遅いのも良い感じ。まずは叔父と甥の普通”じゃない”関係をしっかり描けるのがよろしい。
この屋敷に住むふたりはなんと「魔法使い」。

魔法を勉強したいルイスは「please please please please please」としつこく頼み、修行を始めるが・・・?

主人公ルイスと同じ目線から屋敷に入っていくので、いろいろな不思議な現象に純粋に驚くことが出来るし、とっても楽しい。
不思議なおばさんとおじさんは何故かおたがいでしょっちゅう罵り合うし、ママが夢に出てくるし…

1人の少年が成長する話、親との死別を受け入れる話だけではなく、コメディ色もつよくて良い。やっぱりジャック・ブラックの面白さといったら、ピカイチではないか~!!
普通に話すだけなのにげらげら笑える。

どうしようもない子供みたいなネタばかりで白けてる日本人の大人には絶対合わなさそうだけど、私はこっちの感覚で楽しめたわ。満席で子供がげらげら笑ってた!

ちょっと途中ホラーすぎてびっくりする子もいたり。っていうかこれはトラウマにならない?こういうの見てるから刺激強いのホラー!?!?って思う
それぞれがしっかり過去を持っているのでキャラクターに厚みが出ていて良かったかな。

イイ感じに楽しめる映画だったかな!最後に拍手が起こって面白かった。これが映画!って感じ。

主人公ルイス役の子がたまに角度とか表情とかで「13 Reasons Why」のディラン君に見えて仕方なかった。幼少期見てるような気がしてしまう。