10月2本目の試写会は「ルイスと不思議の時計」吹替版プレミア試写会。
ざっくり言ってしまえば、お手軽なハリーポッタータイプの映画。ハリーポッターほどイジメもないし、ハリーポッターほど辛い試練もない。割と簡単に魔法も使えるようになっちゃうし、優しい魔法使いのおじさんとおばさんもいる。だから小学生くらいの子供は大いに楽しめるだろう。
ただ、本家ハリーポッターもデスイーターとかかなり怖かったが、この「ルイス」も結構怖い。特に後半現れる◯◯たちは、幼稚園や小学校低学年の子供たちにはトラウマ級? さらにラストの闘いの最中に現れる◯◯◯◯に至ってはいろんな意味でちょー怖い!
じゃあ、本作ならではの売りは何?と聞かれれば、そりゃジャック・ブラックでしょう。結構緊迫している時にもぶちかますジャック・ブラック砲は、この手のファンタジーにはないテンポのいい笑いで楽しませてくれる。
日本語吹替は、最初滑舌の悪さを懸念した佐藤二朗は意外に良くてジャック・ブラックにハマってました。主役の少年ルイスが高山みなみなんだが、こちらはときおりコナンくんに聴こえて困ったけど、見ているうちに慣れました。
この手のファンタジーが好きな人には、とりあえずオススメですが、あくまでも子ども向けなので過大な期待はしないように。子どもといっしょに見て、気軽に楽しめる一本。