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ルイスと不思議の時計のMrsフロイのネタバレレビュー・内容・結末

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

原作は1973年出版の児童文学「壁のなかの時計」、物語の設定は1955年のアメリカ。
第二次大戦が終わって10年、主人公ルイス少年の伯父(ジャック・ブラック)のかっての魔術の相棒は、戦争で彷徨う森の中で邪悪なモノに出会って変容した。悪の魔術師に変貌した彼は、帰国し自宅の壁の中に世界を滅ぼす時計を隠す。

ルイスは孤児となり、この伯父の家に引き取られて来る。二流だけど良い魔術師の伯父と隣家の出来る魔女(ケイト・ブランシェット)と力を合わせて、世界を滅ぼす時計を見つけ出せるか(^_^)/

時計は先端技術の象徴か?
それが悪用される事は、世界を滅ぼす事に繋がると原作者のジョン・ベレアーズは子ども達に伝えたかったのか・・

同じ少年と時計の関わりから、技術の先行きを描くファンタジーというと「ヒューゴの不思議な発明」2011年を思い起こす。こちらはマーティン・スコッセシ監督の3D作品。1930年代のパリを舞台に、時計台に住む孤児の少年が不思議な機械人形から、映画の魔術師ジョルジュ・メリエスに繋がる技術の未来を希望を持てるものとして描く。
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