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ルイスと不思議の時計のロクのレビュー・感想・評価

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)
3.9
両親を亡くした少年が親戚の叔父さんに引き取られて古い屋敷で一緒に暮らすことなるが、実は叔父は二流のポンコツ魔法使いだった!不思議な時計に囲まれた屋敷を舞台に屋敷内に隠された世界を破滅に導く時計を止めるため叔父と共に魔法を駆使して数々の謎に挑んで行く少年の活躍を描いたファミリー向けファンタジー映画。本作はホラー映画監督のイメージが強いイーライ・ロス監督初の非ホラー系作品ということでしたが予想以上に面白かったです!主人公の男の子も可愛かったけど本作の最大の魅力は何といってもジャック・ブラック!!肝心要の時に失敗するオッチョコチョイな魔法使い役は彼のハマり役で最高に笑わせてくれます!そして、その彼と丁々発止の掛け合いを見せてくれるクールな魔法使いを演じたケイト・ブランシェットの格好良さ!スピルバーグ監督のアンブリンとの共同製作で原作も児童小説ということもあってかゾンビなどが襲い掛かってくる恐怖描写も非常にマイルドに作られていてホラーが苦手な人でも安心して観られる作品となっています。個人的には襲い掛かってくるハロウィンのカボチャ軍団を退治する場面が面白くて好きでした。あと、敵役にカイル・マクラクランを配したのはイーライ・ロス監督らしいな~と思わずニヤリとしました。因みに自分の作品には必ずカメオ出演しているイーライ・ロス監督ですが本作にも無論出ていますので、どの場面に出ているか探してみて下さいね!!
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