同性愛の青年が性的指向を“正常”に戻すため矯正施設で過ごすという話。
エンドロールで実話に基づくと知ってびっくり。
そして未だに矯正施設はアメリカ各地に存在すると知ってさらにびっくり。
キリスト教信仰が篤いアメリカのバックグラウンドが影響するんだろうか？
でもどれだけ崇高な宗教であっても、それを信じることが他者の人権侵害につながるならその宗教はどこかが破綻してるし、神を信じることが他者を傷つけてもいい理由にはならないよな。
でも自らの信仰と、息子の受容との狭間で揺れる父親の葛藤は並大抵のものじゃないだろうなとも思う。
グザヴィエ・ドランが出てきてびっくりした。
