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ある少年の告白の125のレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.7
実話ベースのお話です。
牧師が父であるジャレッド。
ある日自分が同性愛者と気付き、そして、両親にもバレてしまいます。
牧師の父は、男女で愛を育んでいくことがあたりまえで、同性同士で愛を育むことは罪だという考えを持つ、まさか息子が罪を犯しているなんて…と思い、LGBTQ矯正プログラムを受講させます。
しかしそこでジャレッドは、自分の現状と向き合うのですが、苦しみ、とにかく苦しみます。これは罪なの?
内容はここまでにしておきます。

LGBTQの向き合い方や、
実際に自分の家族や友達に告白をされたら自分はどのような反応をするのか。
ダイバーシティとはいえ、私たち日本人も世界中も、この考えが出てきたのは最近であり、受け入れ態勢はできているものの、大半が自分ごとではないから、ダイバーシティに寛容にという感じでざっくりとしてる気がしますが、本作ではその向き合い方を考えさせてくれるリアルな内容となっており、そして、これが実話の話というのもまた、リアルで。
最後にジャレッドと父が向き合うシーンが、ジーンとしました。。


2021-96
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