歩

ある少年の告白の歩のレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.5
重くて面白いものではなかったけど最後まで魅入ってしまった。
ある時少年が同姓愛であると気付き、両親が更生施設へ入れるという実話。
施設は最低最悪の酷い所だったけれど、それよりも両親との関係の方が興味深かった。
本人は同性愛として生きなければ生きてる意味がないし、父親は神父という社会的地位から世間体もあるし、それでも母親は子供の唯一の理解者でありたいと願う。
愛する子供の親であるけど立場の違いから分かり合えないという悲しさ、それでもいつかは分かり合える日が来て欲しいというそんな映画だった。
貫禄のある神父がラッセルクロウだと気づいたのは半分くらい観てから。
歩