LGBT当事者です。
この映画はLGBTである登場人物を矯正させる施設の闇、神父として自らの息子がゲイであることを社会的に許せない家族をかなりリアルに描いています。
息子がゲイであることを知った時、父(ラッセル・クロウ)はキリスト教新譜であるが故に、信仰上息子がゲイであるということを許せませんでした。
そこで提案したのが矯正施設。
また、ここが最悪な環境です。1日目息子自身は仲間ができたという認識から良い感触を掴みますが.......
2日目以降施設運営側が豹変していきます。LGBTが罪であることを認識させ償わせることを主としており、ほかの参加者は罪を償っている演技をすることで、早く施設から解放されようとしています。
ここに主人公は疑念を抱き、反発していくというストーリーです。
当事者として、見ていて気持ちがいいものではありません。LGBTは病気で矯正しなければいけないというテーマを強く感じるからです。
だからこそ、この映画に感情移入することが容易なのでしょう。主人公の気持ちがよくわかります。
そして、なんと言っても母は偉大であるということ。
私はこの映画を視聴してよかったと思います。色々な方に見て頂きどう感じるのか知りたいです。