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ある少年の告白のncccoのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.0
鑑賞。
セクシャルマイノリティへの関心が高まり関連映画がうなぎ上りに増えている昨今、ルーカス君目当てで観に行ったらものすごいトンデモ映画に行き当たった。
「同性愛であることを厚生する施設」に「矯正セラピー」。
こんなものが実際に存在するというんだからびっくりである。
自由の国とかいいながらアメリカのほうが単身もの、外れものに厳しいというけれど、こういう無意識の同調圧力って凶器でしかない、ホントに怖い。

「あたりまえ」であること、自然に自由に自分らしくいることって子供のときは簡単じゃない。だけど大人になれば解放されるから。生きてきて良かった、って思える大人になれば勝ちなんだよ。
今苦しんでいる人には、今その時を耐え抜く強さを持ってほしいなと、切に。
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