ある少年の告白の作品情報・感想・評価・動画配信

「ある少年の告白」に投稿された感想・評価

知らないことばっかりだ。みてよかった。
こんなん仕事として成り立つのおかしいでしょ。
ab

abの感想・評価

-
味方になってくれる人にすべてを委ねるのではなく、自分の考えを強く持って行動しなければいけない 責任は自分にしかない

ルーカス・ヘッジズこういう役もハマるんやな
ジョエルエドガートンの監督作品結構好き…!
構成、キャスティング、完璧すぎる!
実話ベースですが、サスペンス要素盛りだくさんな仕上がりになってます。

大学時代ジェンダー論やLGBTQについて学んだ事もあり(Qはその頃無かったけど)私は性別よりも人間としての価値が大切だと思って生きてきたけど、未だに性に関して敏感な人は大勢居る。

誰が間違ってる訳でもないからこの問題は辛い。
自然に生まれ持った感情や愛情は人間みんな平等に大切なものだって事を上手に伝えてくれた気がする。
こんな難しい問題を映画のたった2時間ほどで伝えるのはほぼ不可能だけど、希望がある終わり方で良かった🙏✨
anag

anagの感想・評価

3.5
自分の性的嗜好に悩んだ少年が矯正施設で過ごす物語。
時代が明確に描かれていないけれど、20,30年くらい前?わりと最近の時代にも関わらず、同性愛は罪であり、矯正できると考えられていたのが恐ろしい。当時を異常だと思える今の時代だからこそ、この映画や当時がどれだけ異常だったのかがわかる。「同性愛はドラッグやアルコール依存症と同列の罪であり、君達は生まれた時から同性愛者ではない」といった描写があるけれど、異性愛者や牧師からすればその認識だから、マイノリティからすれば彼らの考えを押さえつけられるしかないし、カウンセリングではなくて治療なのが恐ろしい。
みんな他者に無関心でいればいいのに。
こんな施設ほんとにあるんだ、

エンドクレジットで衝撃くらう
nonono

nononoの感想・評価

3.6
何が悪で何が過ちなのかなんて身を置く環境で容易に変わるんだと思った。

こんなの本人の問題じゃなくて受け入れられない社会の問題だし、強制して変えるものでもない。私は自分のこの考えが好きだし、自分の子供達に対してもそう思うし、そう思う人とだけ一緒にいたいと思う。

つまりは自分の考えを拒む場所から離れ、受け入れられる場所に身を置くべきなんじゃないかと。

大事なのは善悪を求めるのではなく、自分の考えに合う環境を選べるという状況を持つこと。それを認識する事だと思う。もしくは周りがそれを認識させる事。

自分の正しさに当てはめるために自分の大切な人を苦しめる事に意味なんてないんだ。少なくとも私にとっては。
me

meの感想・評価

3.8
🕊73
Yukiko

Yukikoの感想・評価

4.0
2020年9月23日
『ある少年の告白』  2018年制作
監督、ジョエル・エドガートン。
この監督さんの『ザ・ギフト』は怖かったね。

アメリカの田舎町。
ジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)は19歳の大学生。
父(ラッセル・クロウ)は牧師、母(ニコール・キッドマン)
との3人暮らし。
ある時、思いがけないことがきっかけで、ジャレッドは自分
が同性愛者だと気づく。
両親に告白すると、父から矯正セラピーの施設を薦められる。
その施設でジャレッドは相容れない疑問と憤りを感じる。


同性愛者の矯正施設があることをこの映画で知った。

その矯正施設で、教官のヴィクター・サイクス(ジョエル・
エドガートン)が、ジャレッドに「まだ嘘をついているだろ。
隠していることがあるだろ。全部ぶちまけろ。父に対して
怒っていることがあるだろ」と執拗に言う場面は、
観ていて腹が立った。

ジャレッドは父に対して怒りはないし、話し合う気持ちは
ある。
話すことに嘘も言っていないし、真実を述べているのに、
教官の執拗な叱責にジャレッドはかえって教官に対して
怒りを感じてしまう。

そのようなことから、その施設の金髪の少年ゲイリーは
「良くなっているフリをするんだ。そうしないと長くここから
出られない」という。
この言葉にそのようになるだろうなぁと納得する。
自分を創る。

母親役のニコール・キッドマンさんのか細い肩に感動💛
なんて細っこいんだろう!
反して、ふっくらした金髪の髪。
なんか素敵。魅入っちゃう♡
けれど、牧師さんの妻って感じじゃないなぁ~と。
美しすぎる♡ いろっぽ過ぎる♡

寡黙な父親役のラッセル・クロウさん。
父親には父親なりの考えや立場があることが分かる。
ラスト近くに父と息子が感情的にならずに、穏やかに
冷静に話している場面があって、そして分かり合えた
点がすごくいい。しかし、緊迫感が凄かった!

グサヴィエ・ドランさんが、施設の生徒ジョン役で出演。
ジャレッドにアドバイスしたり冷たくしたり・・・(^^♪

原作者、ガラルド・コンリーさんの経験を元に書いた小説。

原題「Boy Erased」 意味は、消された少年

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以下、「GENXY LGBT全米最大の「ゲイ矯正治療」の
創設者がカミングアウト」から抜粋 
2019/09/08の記事


ゲイ矯正施設とは、全米のいたるところにある、キリスト教
団体が主催する”ゲイを治す”ための施設。

現在、ゲイ矯正治療を禁じているのは全18州のみで、残り32州
は科学的根拠のないゲイを治す治療がいまだに行われて
いるのだ。
そのプログラムでは、「同性愛は発達障害である」と教えて
おり、治療によって治すことができると宣伝していた。

米NBCニュースによると、米サウスカロライナ州にある米最大
といわれるゲイ矯正施設「ホープ フォー ホールネス」の創始
者、マクレー・ゲーム氏が、ゲイであることをカミングアウト
した。
ゲーム氏は、2017年11月に解雇されるまで20年近くにわたり
同団体でエグゼクティブディレクターを務め、ゲイ矯正治療を
推進してきた悪名高い人物と知られている。

自身のセクシュアリティを治すべく矯正治療を経験。
それがキッカケで、99年に「ホープ フォー ホールネス」を
設立した。
これまでの活動に対してゲーム氏は、「私たちは何世代もの
人々を傷付けてきました」
「矯正治療は単なる嘘ではないですが、非常に有害なもの
です」「それらは偽の広告です」とハッキリのべた。
以上

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以下、HUFFPOSTのNEWS「同性愛の”矯正”治療~」から
抜粋  2016年11月28日の記事

コンバージョン・セラピーとは、ひとの性的指向や性自認を
ヘテロセクシャル、あるいはシスジェンダー(身体的性別と
性自認が一致している人)の基準や規範に当てはまるように
変えることを目的として実施される一連の行為で、多くは
宗教的動機に基づいて行われる。

治療には会話療法や電気ショック療法、LGBTとしての
アイデンティティを麻薬や酒の依存症と同じような問題と
して扱う手法などが用いられる。
会話療法など、一部はメンタルヘルスに問題を抱えた
人々の治療に用いられる正当な治療法だ。
しかし、ゲイであることは、もちろん、精神疾患ではない。

治療の第一段階 (通常6カ月間続いた)で行うのは、
「人間としての脱構築」です。
彼らのやり方が、今も記憶に焼き付いて離れません。
嫌悪療法(不快な感情を連想させることで問題行動を
抑える治療法)にショック療法、嫌がらせ、時には身体的
虐待を受けることもありました。
彼らの目的は、僕たちにLGBT(僕たちの多くはゲイでした
が、同性愛者だけなく、様々な性的指向の人が治療を
受けていました)である自分自身に憎しみを与えること
でした。
治療を施す側は、自分たちがしているのがどういうこと
かきちんとわかった上でやっていたんです。

第二段階で、彼らは僕たちを「イメージ通りに再構築」
しました。
彼らは僕たちそれぞれに個性を与えているものすべて
を取り除き、ただ歩き、喋るだけの、イエス・キリストのため
のロボットに変えたのです。
彼らは僕たちが知っていたことをすべて一から教え直し
ました。
食事の仕方や話し方、歩き方、服装や信条、呼吸法まで。
治療プログラムがすべて終わったとき、僕たちはもう
人間ではなくなっていました。

「彼らによって、僕たちは自分自身が敵になるように
変えられてしまったんです」と彼は言った。
「自殺する人が多いのはこのせいです。僕たちはみんな、
自分自身のあり方や、自分が愛した人に対する嫌悪感を
抱えていました。これはよくある自己嫌悪とは違います。
自分という人間にうんざりして、違う人になれるならなん
だってしたいという気持ちです。しばらくすると、周りから
人が消えていくのもただの日常になります。
慣れてしまうんです」

若いクィアの自殺とコンバージョン・セラピーの相関関係を
示すデータは少ないものの、調査では実際にLGBT
コミュニティの自殺者が多いという結果が出ており、若い
クィアの自殺率は4倍、トランスジェンダーの若者の半数近く
が、今までに自殺しようと考えたことがあると答えた。

「コンバージョン・セラピーは拷問そのものなんだということ
を、皆に知ってもらいたい」TCさんはそう続けた。
「だけどこの経験で、周りを見返してやりたいという自分の
気持ちに火がつきました。僕はゲイだけど、価値のない人間
ではありません。何があろうと人生は続いていくし、僕の将来
がどうなるかは、今どのくらい努力するかにかかっています。
自分が経験したようなことはすべて間違いなんだと証明する
ために、本気で頑張るしかないんです」

「僕は人間です。ひとりの人間として扱ってほしい」


言葉の意味: クィア
 クイア(Queer)とは、元々は「不思議な」「風変わりな」
 「奇妙な」などを表す言葉であり、同性愛者への侮蔑語
 であったが、1990年代以降は性的少数者全体を包括する
 用語として肯定的な意味で使われている。
トム

トムの感想・評価

3.8
この間初めて観た脇役ルーカス・ヘッジズの存在感にあてられ鑑賞

なんというか、、それぞれの背景、気持ち、何もかも痛いほど伝わってくるし、もちろん最低なヤツもいるのだけどその背景も鑑みると、誰も悪くないんだよな、、
あんな本当の家族、少し羨ましい

神は自分の中にいるし、隠れて見張ってるわけじゃないんだよ、神は君を打ち砕かない、とサラリと言いのけたあの存在のおかげで、あの素敵な時間を自ら否定するなんてできなくて、おかしいものはおかしいと言えるようになったのかな
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