開明獣

リトル・モンスターズの開明獣のレビュー・感想・評価

リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)
4.0
フェリックスは賢くてキュートな5歳の幼稚園児。パパはいなくて、ママと一緒に住んでいる。そこに、ママの弟のデイビッド叔父さんが転がり込んでくる。デイビッドは、全然稼げないワンマンデスメタルバンドをストリートでやっていて、彼女には浮気されて振られるは、オナニーばっかりしてるはの、まるでだめおくん。でも、フェリックスはそんな叔父さんが大好き。

フェリックスの幼稚園の先生は、強く優しく美しい、キャロライン先生。いざとなれば、命懸けで生徒を守る素晴らしい先生。そして、テイラー・スウィフトをウクレレで弾き語りしちゃう、才能豊かな先生。

デイビッドは、フェリックスを幼稚園に送って行った際に出会ったキャロライン先生に一目惚れ。幼稚園の遠足の付き添いの人手が足りないと聞いて、速攻、お手伝いを志願する。

デイビッド、キャロライン先生、フェリックスとその同級生たちは、プレザント・バレー牧場に遠足に行く。そこに偶然来ていたのは、子供たちに大人気のテレビ番組のキャラクター、テディ・マックギル。番組の収録にしに来ていたテディと触れ合うことが出来て、子供たちは大喜び!!

ダメなデイビッドだけど、やる時はやる。ニール・ダイヤモンドの、「スウィート・キャロライン」(ボストン・レッドソックスの応援歌として有名)の替え歌を歌って、キャロライン先生や子供たちを励ましたりもする。

果たしてデイビッド叔父さんは、キャロライン先生とハートを掴むことが出来るのだろうか??

ここまで読めばもうお分かりですね。そう、これは正真正銘のゾンビ映画なのです!

「それでも夜は明ける」でアカデミー賞助演女優賞をとり、その後は、「スターウォーズ」のシリーズ、「プラックパンサー」、「US」など名だたる作品に出演し、今最も脂の乗っている女優、ルピタ・ニョンゴがキャロライン先生を演じている。ここでは、とてもキュートでパワフルな役柄です。

テディ役のジョシュ・ギャッドは、「アナと雪の女王」のオラフや、「僕のワンダフルライフ」シリーズで、わんこの声役を務めていた人。今回は、ちょっと意表をついた役。

もー、子供たちも動物たちも滅茶苦茶可愛くて癒されるのです!ゾンビ映画だけどね!!
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