ホラーとロマコメをじつにバランスよく混ぜ合わせていて、全ての進行が定番ストーリーではあるが、安心して観られる楽しい作品。
お約束通りの内容を陳腐にせずに魅せることが出来ているのは、監督のセンスの良さからだろう。
それに主役二人の嫌みの無い素直な演技も好感が持てる。
特にヒロインを演じたルピタは、複雑な性格のキャラを見事に演じていて見所の一つだ。
憎まれ役のテディを演じたジョシュ・ギャッドもオーバーアクトが気持ち良い悪人ぶりで楽しい。
甥のフェリックス役のディーゼル・ラ・トラッカも線の細い弱い子を好演。その彼女の娘がかわいい子で将来が楽しみな子役さんだ。
下品になり過ぎないホラー描写と、ベタではあるがちょっといい話的なロマコメ部分のバランスの良さを楽しむ作品。
余談。
作中に何度か出てくる曲テイラー・スウィフトの「Shake it Off」
いい曲で私も好きなのだが、なぜか脳内再生される声はリース・ウィザスプーンなんだな。笑
もちろん「SING」のラスト、ステージのオープニング曲の印象が強すぎるため。
ロジータ、可愛すぎだろ。笑