しょうちゃん

リトル・モンスターズのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)
3.0
動物園にやって来た幼稚園の先生と付き添いの青年が、
ゾンビの襲撃から子供たちを守ろうとするホラーコメディー。

冴えないミュージシャンのデヴィッドは、
恋人に浮気されて姉の家に転がり込む。
甥が通う幼稚園の先生キャロラインに一目ぼれした彼は、
自ら志願して甥の遠足に同行することに。
遠足中、子ども向けテレビ番組の司会者テディ・マクギルに遭遇し、
子どもたちは大喜び。
そんな彼らの前に、
突如としてゾンビが現れ……。

保育士がちびっ子を守るために戦う、
とてもゆるいゾンビ映画。
舞台となる動物園の隣になぜかアメリカ陸軍試験施設があり、
そこでは再生プロジェクトという怪しげな実験を行っており、
案の定ゾンビが発生する。
とてもノロいゾンビなのにあっという間に大量のゾンビが出現。
ゾンビ映画のような緊張感はなく、
下ネタと“f**k”ワードの連発が多く、
ゾンビはどちらかというとオマケ程度である。
ゾンビ映画で見ない方がいい。
それでもゾンビの特殊メイクのクオリティは素晴らしい出来栄え。
動きがノロくてトラクターのスピードにも追いつけないほど。
規模もむやみに拡大せずに動物園だけに収まるのは良い。
ルピタ・ニョンゴは歌声も披露している。
ちびっ子に明るい歌と下ネタとゾンビを足したそんな映画。
しょうちゃん

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