スモール・タウン・クライム -回り道の正義-の作品情報・感想・評価

「スモール・タウン・クライム -回り道の正義-」に投稿された感想・評価

アメリカの田舎町が舞台の私立探偵もの。アル中が原因でクビになった元警官が、偶然、娼婦たちの連続殺人に巻き込まれていく話。

地味っちゃ地味ですが、非常に俺好みの佳作。

主人公、ジョン・ホークスのダメ具合、中西部の田舎の閉塞感がいい。古き良きハードボイルドもののエッセンスを90分にギュッとまとめて最後まで飽きさせない。
にこぺ

にこぺの感想・評価

3.4
ちょっと前に観た「手遅れの過去」同様、ジョン・ホークスがヨレヨレの探偵(もどき)として奮闘します。
どうやら酒が原因で警察を解雇された様子。なのに、そのままズルズルと無職の酔っ払いをやってて、もう目も当てられないし、危なっかしい。そこがミソです。

全ての事には理由がある。元警官のこの男、なぜ朝っぱらからビールを飲みながら車を運転しているのか。どこに居ても身体中を巡るアルコール、道を歩けばブーイング。欲しいのは「アンコール」なのに。そんな彼の凋落ぶりにも理由があるのだろう。いつものように酒に包まれながら車を走らせていると、道端に血だらけの女が倒れていのを見つけた。どうやら幻覚ではないらしい。バッジを捨てても正義感は捨てられなかった彼は、彼女の身に何が起きたかを捜査し始める。事件の匂いに誘われて、負のサイクルに巻き込まれるとは露知らず。


今作と「手遅れの過去」のせいで
ジョンホークス=探偵
というイメージが強く自分に刻まれましたよ。
にしても、やっぱり車を運転する彼の姿はホントにカッチョイイ!
好きな野球チームはホークス!
好きな俳優はジョンホークス!

あまり知名度の無いこの映画、しかしながら有力な役者さんが多数出演者しております。素晴らしい演技をふんだんに感じ取れるでしょう。

作品として、クライムサスペンスとしても、僕は凄く楽しむことが出来ました!面白かったです。テンポも良く、わかり易い。これといったどんでん返しは見受けられませんでしたが、終わり方も結構好きです!
しかしながら、ちょっとテンポが良すぎて軽く感じられる所はありました。
「ここにもうちょっと時間を割いて欲しかったなぁ」と。こんなにも短く仕上げなくてもいいのに。監督はおしっこを我慢してたのかな?

もっといろんな人に観て欲しい、いろんな意見を聞きたい。そんな作品。
ちぃ

ちぃの感想・評価

3.6
期待しないで観るとなかなか良い。
車がカッコ良い!
元警官の主人公のおっさんはアル中のポンコツ。
けどどこか憎めないし雰囲気カッコ良い。
ストーリーは深くはないし、派手さもないけど、アクションあり、クスッとした笑いあり。
ダメ人間が徐々に社会復帰するって感じで、ハードボイルドすぎない感じなので見方によっては物足りないかもしれないけど、テンポ良く進むストーリー展開で飽きなかった。
先日鑑賞した「手遅れの過去」でハマり気味のジョン・ホークスの、その次の主演作。アル中の元警官が私立探偵ごっこに興じる、ハードすぎないハードボイルド。
 
お酒に呑まれて記憶をなくし、前後不覚で目覚めて拾った瀕死の娼婦。他にやることもないし、元職業柄、目の前にふってわいた事件にのめりこんでいく。
 
私立探偵役が異常に似合うジョン・ホークス。私立探偵役を演るために生れてきたかのようで、またかよっちゃまたかよなんだけど、もっとくださいが圧倒的に上回る。この佇まい。長いことお金もなく生活荒れ気味で過ごしてきたんだなーと推察出来るくたびれ感かもしまくってるけれども内に秘めた熱いもんは人一倍なんだぜーというやつ。好き。ジョン・ホークスの良さに気付いたいままたスリービルボードをみたらちょっと違う感じでみれていいかもしれない。
 
去年は好んでスタイリッシュなアクションものをたくさん観てて、別段かっこよくない銃撃戦もいいなーと久しぶりに思わせてもらった。
 
アメリカ版ポスターがめっちゃかっこいいのでここで見れないのが勿体ない。
肉浪費

肉浪費の感想・評価

3.3
ハードボイルドに成りそこねのアル中元警官の昔のカンと贖罪の珍道中
マッドブラックのノヴァ(車)とかいい線を突く成りそこね&ビター

正直いうと、もっとハードボイルドかと思ってたんですが…思ったよりガリガリw
アル中という設定上、ハードに"漢"という姿からは離れてしまい正義を志しても様にならないグダグダ感は本作の魅力でもあるんですが、画的に締まらない型外しは肩透かしになってしまった印象です。
それでもこの映画の最大の見所は、ラストの"銃撃戦"!複数の人物が混戦する緊張感は予想外にも手に汗握る緊張感はあったので一献の価値はありかと…

ハードボイルドの印象上、ミステリーや"裏がある!"と思い、映画・ドラマ好きなら数パターンの「真実」を予想して見るはずなんですw自分もその1人だったんですけど、これは思いもやらない程王道のヒーローストーリーでした!(笑)
悪く言えばなんのひねりもなく、経緯を設けた割りには説明も足りず説得力も不足してしまったなと話運びが強引に感じる印象でした…

なんだろ、この映画ポスターのレベルが高過ぎた!(笑)
きろく

期待してなかったけど 意外に面白かった
主人公がただかっこいいだけでなくて
ダメな部分や 思い出しくたくない過去 何をやっても上手くいかない現状も描かれていた 最後の方はやっぱりかっこいい
totoruru

totoruruの感想・評価

4.1
オールドクラシックなハードボイルド探偵もの。


アル中の元警官が偶然にも瀕死の少女を道端で助けたことで、小さな町で静かに起きている犯罪に巻き込まれていくクライムサスペンス。

主演は【セッションズ】のジョン・ホークス。
【ウィンターズ・ボーン】ではアカデミー助演男優賞にもノミネートされた役者です。

共演には、【カポーティ】【アドレナリン ハイ・ボルテージ】にも出演しているクリフトン・コリンズ・Jr。
他には【ジャッキー・ブラウン】などに出演しているロバート・フォスターなど。

ジョン・ホークスとロバート・フォスターは、同じくハードボイルド探偵ものの【手遅れの過去】でも共演となっている。


また、【ドリーム】のオクタビア・スペンサーが製作総指揮を務め、主人公の妹役で出演している。



こういう作品は大好物です😆


名探偵ホームズのように凄いわけじゃなく、どこか欠点がある普通の探偵ってところがイイですね
(ホームズはホームズで好きですが…)


アル中で警察をクビになったけど、大事なところまでは失っていない一本芯の通った主人公がイイ感じです。


ハッキリ言って作品としては地味だと思います。

体術を使えるでもないし、銃の腕が凄い訳でもないので、無双するといったこともありません。

それでも、ボロボロなっても、見知らぬ少女のために正義を貫く主人公が、ハードボイルでカッコいい。


終盤の連合軍結成は胸アツ😤

オチも期待を裏切らずにシビレます😆
アメリカの田舎の風景に音楽がジャストフィット!
ハードボイルドやわ。
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