マチャアキ

愛と希望の街のマチャアキのレビュー・感想・評価

愛と希望の街(1959年製作の映画)
3.4
大島監督のデビュー作なのですが、🐦鳩🐦の印象しかありませんでした。
監督が提案した〝愛と悲しみの街〟がいつの間にやら〝愛と希望の街〟にすげ替えられていた事実。この作品を〝悲しみ〟と表している監督。いやいや違うでしょと勝手に改案しちゃった上層部。果たして主人公の正夫が置かれている極貧状況、彼の将来は暗いものなのか、明るいものなのか。それは観る人が決めればいいとボクは思う。
貧しいからといって不幸ではない。富豪だからって幸せとは限らない。上辺だけでは分からないもの。本作、最後の最後に見えてくるものがある。
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