あおい

THAT/ザットのあおいのレビュー・感想・評価

THAT/ザット(2016年製作の映画)
1.8
“あれ”がやって来る。恐怖とともにやって来る…

盛大なるパクリ大作。蓋を開ければ、「アレクサ、電気消して」系ホラー。アマゾンに謝れ。「it」に肖って「that」って短絡的すぎてもはやおもろいけど、とりあえずペニーワ○ズさんに謝りなさい。

◎ストーリー
ある少女が、恐怖のあまりショック死するという事件が発生する。親友の急死に戸惑う5人の男女。そんなある日、彼らに死んだ少女からの招待状が届く。それは、あるアプリをダウンロードしてほしいというものだったのだが…

その人の怖がるものに襲われるという点が「it」感あるものの、それ以外は全く共通点が見出せない。唐突に現れる赤い風船には、呆れてしまう( ^ω^ )なんなら、パケ写もかなり盛られている。実際あんなシーンはない( ^ω^ )

ペニーさんを意識したのか、ヘンテコなリュークもどきピエロが登場する。たしかにキモいが、怖くはない。他にもテディベア、伽倻子もどき、ジョーカーもどき、など少しずつパクっていくスタイルに定評がある。

フラットな気持ちで観たとしても、あまりに悠長すぎる。人が全然死なない。待てども待てども、驚かしてくるだけ。かと思ったら、え?それで死ぬん?みたいな感じやし。まぁ恐怖だけじゃ、人は中々死なんゆうことなんかな。

こういうのにありがちな、みんなで揉めあって、足引っ張り合うっていうイラつく展開はあまりなかったのはせめてもの救い。悪趣味なセックスや、汚い言葉はオンパレードですが( ^ω^ )

「it」意識してると、なんかパクリ方が雑に思えてくるパクリ映画。系統でいうと「it」×「アンフレンテッド」みたいな雰囲気。

現代ホラーとしてみれば、みれなくもないし、殊びっくりに関してはしつこいほどあるので、みんなでワイワイ観るならアリ。最後の終わり方は、嫌いじゃない( ^ω^ )

だがしかし、観る価値が0なのは言うまでもない。
あおい

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