これ予算がもっとあれば劇的に面白くなったかも！
アイデアは良いな、と観ながら思いました。ただし、仕掛けがチープなのが残念なのです…。
ゲーマーのマックスの自宅にあるゲームの試作品が届く。プレイしてみてくれということで、さっそくプレイスタート。グランドセフトオート的なゲームで、早速銀行強盗ミッションをクリア。
ところが、たった今ゲーム内で行った銀行強盗がふと観たテレビで報道されてる！ しかもやり口もシチュエーションもそっくり。
一方、特殊なチップを体に埋め込まれ、何者かに操作されているかのような動きをしている男。彼はマックスがプレイしているゲームを作って会社の元幹部で社長と対立したために会社を追い出されたクリード。
実はクリードの不自然な動きは、ゲーマーのマックスがプレイする通りに動いていたのだ。
マックスのプレイどおりに動くクリード。やがてマックスも自分のコントロールで実在の人物を動かしていると気づき始めて…。
ってお話。
前半のゲームシーンのグラフィッククオリティが凄く低いのが残念で。ゲームの絵のクォリティーが高ければもっと説得力あるし、現実とリンクする設定にも違和感なく入り込めるのに！ 惜しい！
とはいえ、中盤までの展開は良くできていて感心するシーンもあるんだけど、中盤以降はなんだか荒唐無稽すぎると言うか…。全く強そうには見えないクリードが無双状態になったりするしなぁ。
安っぽいながらも、味がある作品にはなっているので最後までそこそこ楽しめるんですけどね。
