バットマンがタイムスリップした先は第六天魔王 ジョーカーが安土城ならぬアーカム城から天下に覇を唱えようとする戦国時代の日本だった。
以上の文を読んで興味を持った人には楽しめる作品だと思います。
脚本は特撮好きには「仮面ライダーフォーゼ」、アニメ好きには「天元突破 グレンラガン」「キルラキル」で有名な中島かずき。
しかし今作は劇団☆新感線の座付き作家としての中島かずきが好きな人が1番ハマると思います。
僕は大ファンなのでどストライクでした。
「KUBO 二本の弦の秘密」や「犬ヶ島」で描かれたトンチキな日本描写に対して本家日本が本気を見せたトンチキな日本が見られます。
第六天魔王ジョーカーに仕える小姓ハーレイ・クイン
「風林火鳥」甲斐のペンギン
越後のポイズンアイビー
独眼竜 デスストローク
「面従腹背」明智のトゥーフェイス
赤影、白影、青影の様な忍びに扮した歴代のロビンなどなどケレン味溢れたキャラ設定は新感線ファンならニヤリとするはず。
普通に渋くカッコいい展開で行けばいいのにオポンチな展開になるのも劇団☆新感線テイストだがここら辺の展開に乗れない人も多いかも知れません。
デザインの格好良さとケレン味、そして前半は劇団☆新感線、後半は「天元突破グレンラガン」からタイムボカンな主に製作者のノリノリ具合を楽しむ作品です。
ハーレイ・クインがメチャメチャ可愛いです。
