ガブXスカイウォーカー

ニンジャバットマンのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)
3.9
バットマンファミリーとヴィラン(悪役)たちが開始2分で日本の戦国時代にタイムスリップ、5分でバットマンとジョーカーと再会、12分で大半の状況説明が終わる。最初から最後まで無茶苦茶テンポが良い。
作画、演出、音楽などは超一流、脚本はハチャメチャすぎて賛否両論分かれるかもしれない。でも、バットマンファミリーとヴィランたちが互いに先の先を読み合う丁々発止の戦いは実に見応えがある。さらにクライマックスは富士山麓でヴィランたちが巨大ロボットを駆って乱戦を繰り広げるトンデモ展開だ。もちろん、俺は楽しめたけどね! 今作はバットマンを好きな人にはぜひ観てほしい怪作アニメーション映画だ。

なおラストは、これだけの大バトルであったにもかかわらず、バットマンファミリーとヴィランたちは一人も欠けることなく21世紀のゴッサムシティに帰還する。ルパン三世、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、名探偵コナン同様、どんな大事件が起きようと設定は必ずリセットされるのだ。