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名探偵コナン ゼロの執行人のgのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

執行されてきました。

何を隠そうコナクラ古株なのでレビューに愛が溢れまくると思います。

昨年のからくれない〜は、良い意味で一種の箸休め的な役割で、可愛らしくい和葉ちゃんと服部くんの恋模様を微笑ましく観られる映画だったのに対して、今回は個人的に胸熱な安室さん(以下アムロン)が二年ぶりに登場。

コナン映画おなじみの 冒頭の施設紹介、からの施設爆発をしっかりと抑えつつ、様々な要素が入り乱れていく様は、毎度毎度そこそこのクオリティなのではと思う。

コナン映画あるあるな蘭と新一の恋愛要素はかなり抑えめで、少年探偵団の活躍も結果的には大きいけれど、存在感は薄め。勿論 黒の組織、FBIなんて全く登場しない。では、誰が活躍しているのか???????

そう!!!!!!!アムロン!!!!!!
アムロンの初登場回はかなり怪しい人物で、そこから回を重ねるごとに少しずつ過去が見え、正体がわかり、確実にファンを増やしてきたアムロン。そして二年前の映画で絶対的な地位を得た大人気キャラクター。二年前の映画で松田さんとの繋がりが見えた時に歓喜したのは私だけではないはず。

そう、今回の劇場版は アムロン激推しなので、ファンにはたまらないはず。映画序盤ではそこまでの存在感は無かったけれど、後半の活躍は誰にも真似できないとんでもないカーアクションで頭角を示す。とんでもなくいやらしい手つきでハンドルを握る指、決めに「僕の恋人は、この国さ!」ですって!やだな〜私もアムロンの恋人ってばれちゃったじゃないですか〜!!!!!!降谷さんめ〜〜〜!!!!!!

最後のカーアクションありえないことの連続なんだが、何故アムロンはコナンくんを車に乗せない???なぜスケボーと並行して走っているんだい???そしてなぜコナンのスケボーはコナンくんの足に引っ付いているんだい??そんな疑問を毎度抱かざるを得ないコナン映画だが、他の要素でそんな疑問を全て掻き消していく無理矢理な姿勢も好き。

あとコナン映画って基本的に 「絵が素晴らしい」みたいな感想を抱くことが少なくて、なんだったら 角度おかしくない?とか思うことの方が多いけれど、今回は凄く綺麗だなと思うシーンもちらほら。窓の水滴が滴る際に、雫が窓を垂れ、他の雫とくっついて大きくなることで窓を垂れるスピードがあがり、一気にツーっと下へ落ちていく様子。など、細かいところまで描いているな〜と思った。

青山剛昌の作画シーンは安定に美しく、一番の見せ所では必ず入って来るので もうどこで来るかわかるようになるよね。身構えてしまう。

アムロンは恋人はこの国て言ってましたけど、これって本当にコナンファンには堪らないのでは??コナンという漫画は殆どのキャラクターに恋人もしくは好きな人がいて、そういうのが無いキャラクターを探すのが困難なほど。だから、数少ないフリーなアムロンは皆さんのボーイフレンドになれる可能性がある!そんな状態で「恋人は(君たち含む)この国」ってかなりのファンサービスです。

コナン映画は良し悪しの差がかなりあって、天カウ、ナイトメアには敵わずしも、その他の映画よりはかなり好きになった。

ただ、私の一番の推しは松田さん。
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