安室の女になった。のは安室さんのせいじゃない。私の判断でそうなったのだ。安室さんに振り回されてなんかない。
なにが安室の女だ。この私がなるわけなかろう。何が100億の男にしたいだ、勝手に沸いておけと思っていた。鑑賞後、まんまと彼の女になったし、100億の男まであと20億だから…と計算し始めるまでになった。
「犠牲が伴う正義は正義なんかじゃない。」これは各国首脳に言い聞かせたいセリフ
今作の脚本家櫻井氏は、名前も思い出せないほどのコナン映画の名作においてコナンを劇中で泣かしたり、和葉のキャラ設定がおかしかったりする前科を持った方でして、なんでまた…と落胆しておりましたが、この名作後、猛省し、原作を読んだのでしょうか。今作は素晴らしかった。
しょっぱなから爆発しがいのある建物満載だし、ドローンとかIOTとか現代のトレンドをしっかりと取り入れてるし、安室さんは有希子がニューヨークで見せた華麗な運転さばき以上の超人的なドライブを披露するし、大好きな福山さんの主題歌は想像以上に身に染みたし、犯人はアイツかって気づいてコナンと安室さんが向かうのに安室さんはコナンくんを車に乗せてくれないし、ちょっと天国のカウンドダウンのオマージュとしか思えないシーンがあったり、蘭姉ちゃんが可愛すぎて新一お前一生大事にしろよって思ったし、やっぱ小五郎と英理のカップル好きって思ったし、ゴロちゃん可愛いし、警察庁警視庁検察庁にとりあえず行ったし、正義ってなんだ正義があるから人は争うのではないかと答えのないことを考え始めてしまうし、突っ込みどころ満載でしたが今年のコナンも最高でした。
最後の方、コナンくんが安室さんに「彼女いるの？」って聞くんですけど、安室さんの答えを聞いた時はめっちゃ引いた笑
いま冷静になってこの言葉を考えてみると、安室さんが公安警察であるからこそ言える言葉であるとわかった。日本を守るために、「正義」に真っ向から挑む公安警察にしか言えないからだ。安室さん、本当かっこいいじゃん。料理も運転も上手だし、イケメンだし、いうことないよ。
今作では公安がめっちゃ悪者で描かれていますが、ちゃんと了承してるか心配。いま水面下で東宝幹部暗殺とかやってないですよね？？気をつけて！！！！！！
