KUJIRA

スリープレス それは、眠ると憑いてくる。のKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

マギーQが好きだが、何とも中途半端な作品。
寝ると夢遊病の様な状態になる。その異様さと、夢魔のジンワリ来る感じは後半を期待させる。でも、そこで試合終了。
やはり各自が見ている夢を描かずに、彷徨っていたり鼻歌を歌っている場面ばかりでは飽きてしまう。若干、どんな夢を見てるか描かれているシーンもあるが意味不明過ぎて怖く無い。赤ん坊を抱いていたり、歯を抜いたりする。
夢魔がどこまで出来るのか、設定と展開が謎。
眠ってしまうと夢魔がやって来る。だから、寝させない。いや、死んじゃうけど。
エナジードリンクを何本も飲ませたり、アドレナリンを打ったり、氷水に浸けたり。夢魔より酷いのでは。それなのに、肝心の子供はDSでマリオカートをやっている。目を酷使したら眠くなろうが。
途中で出てくる爺さんは、昔夢魔に苦しめられていたと言う。彼は凄いのだ。
「何年も眠らなかった。」
死にますよ。

ラストでマギーQが精神病棟に収容されているが、事件後の過程が描かれないことで唐突感が拭えない。
マギーQの子供が夢魔に取り憑かれたようだが、ホラーの終わらない終わり方は好きでは無い。
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