ヤマト

交渉人のヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

交渉人(1998年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 魂の咆哮 】
 サミュエル・L・ジャンクソンとケヴィン・スパイシーのコンビが色々な意味で強力すぎます。ふたりとも一流の交渉人で、相手の心を読み操り、真実を暴いていきます。

 冒頭のスーパー救出から一点、天国から地獄の如く、ダニーが四面楚歌になるのは観ていて辛いです。周りの警官が汚職に関わっているのは明白で、それを知ってしまったがために自らが犯人に仕立てられてしまったのです。ちなみに警官の悪事は、世も末だと思っています。
 しかしさすがは一流の交渉人です。ビルで人質を匿い、自らの潔白を証明しようとする大胆さ。
 その中でも、人質に危害を加えないクリーンさ。ハッタリをかましたり、自らが撃たれたり(これは想定外のことですが)して、相手の操ります。
 とりわけ四面楚歌の中で、ダニーやセイビンが真実を叫ぶその姿はまさしく、魂の咆哮でした。
ヤマト

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