春待つ僕らを鑑賞したので、バスケモノの比較の為にT校も鑑賞。
春待つ僕らより、よりバスケ部だけに特化した青春サクセスストーリー。
これまたバスケシーンもおそらくほとんど吹き替えなしで皆さん頑張っている。ただ、春待つ僕らの方が上手かったかな？演出力の差かもしれないが。
恋愛面がないので、ある意味とても観やすい。部活の和気藹々と楽しそうなのが良い。
しかし、小説原作の文章をそのまま使っているかのようなモノローグが多用され、いやそんな事まで語らなくても見ればわかりますし…と辟易した。
また、波乱があるのに大した波乱のように見えないストーリー展開。一人一人の登場人物たちもクローズアップされているようでされずにサラッとしていて、全然エモーショナルな気持ちにならないのだ。
挫折のないサクセスストーリーって…微妙。
何より画面がべたっとしていて青春のキラキラさが感じられないのが微妙。
もうすこし明度を上げて光を当ててくれないだろうか？テロップフォントもダサい……
千葉雄大、竹内涼真の友情出演も某映画のヒットの影響があからさまで、それで良いのか東映〜。
ちょっと面白かったのは映画の中でカイリー・アービングになりたいというセリフが出てきた事。君達の憧れの人は爺さんになって映画に出てるよ…って教えてあげたくなった笑
