KIHO

スペースウォーカーのKIHOのレビュー・感想・評価

スペースウォーカー(2017年製作の映画)
4.0
TSUTAYAでパッケージ借りでしたが、まさかこんなに素晴らしい作品だとは思いませんでした。たくさんの人に見て欲しい!

人類初の宇宙遊泳を行ったソ連の宇宙飛行士にまつわる実話を基にしたストーリー。宇宙開発の映画といえば「ライトスタッフ」「アポロ13」「遠い空の向こうに」などの名作があり、昨年は「ドリーム」が話題作となりましたが、これもソ連の宇宙開発と人類初の宇宙遊泳という歴史的瞬間をドラマチックに描いた作品として、上記の作品群の仲間入りをし、名作と呼ばれるようになるでしょう。人類初の宇宙遊泳の裏側に、こんなドラマがあったなんて!

序盤から当時の宇宙開発を思わせるガジェットや時代背景が詳しくわかり、このジャンルが好きな人は間違いなくハマると思います。そして、ソ連が友人ロケット打ち上げに成功し、主人公たちが宇宙空間へ到着してからは、とにかくアクシデントの連続。度重なる絶望的状況から主人公たちは生還することができるのか?というハラハラドキドキのストーリー展開。

そのテンポ良く難度も訪れる絶望的状況は「アルマゲドン」を彷彿とさせました。「アルマゲドン」は隕石を破壊しにいく男たちの物語ですが、本作の主人公たちもまた、国の威信を背負って人類史上初のミッションを成功させ得るべく命を懸けた男たちの物語です。「アルマゲドン」からフィクションを取り除き、リアリティを追求すればこんな作品になると思います。つまり、何が言いたいかというと、この映画は宇宙マニアでなくても、誰でも楽しめる映画だと思ったんです。