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縮みゆく人間のslowのレビュー・感想・評価

縮みゆく人間(1957年製作の映画)
3.0
"「進撃の小人!、恐怖と戦う!!」"

57年に公開されたSF映画みたいです。
リメイク企画もあるとか…Σ(゜Д゜)!?
核実験のスコールと殺虫剤の散布を
身体に浴びた事をキッカケに、
体が徐々に縮んでゆく男の恐怖を描いており、

家族向け娯楽映画『ミクロキッズ』とは
正反対でこちらはシリアス…!!
たった一人の孤独と不安…
そして希望と絶望に悩みながら、

広大に広がる地下室で、
なんとか生き抜こうと
必死にあがく男の様子を描いた
サバイバルアクションスリラー!!
ッて感じでした!(。>д<)

面白いのが、やはり「見せ方」です!!
すぐに縮むのではなくて、
最初は"小さな違和感"から始まって…
じわじわと縮みだす様子も恐ろしく,
それを身に付ける小物で巧みに表現し、
次第に一目で分かるほどになってゆき…w

幼稚園児サイズへと縮小すると、
部屋は巨大なセットで再現され、
合成を駆使して、平均サイズの奥さんと
同じ部屋にいる様子は
なんともシュールで異様な光景…!!w

それから小人サイズになってしまうと…
まさに『借りぐらしのアリエッティ』状態w
出てくる"お家"や、武器、
その武器をしまう場所さえも同じww
本作こそがオマージュの元だったのか…!!w
でもジブリよりも面白いゾ!これは(笑)

襲い来る動物や、巨大な虫など、
主人公が探検する様子も不慣れなため、
終始スリル感が漂っていて、
絶対不可能なアトラクションに
果敢に挑戦する男の様子は、
まるで「SASUKE」を見てるかのよう…w
自然と応援したくなっちゃいます(n‘∀‘)η!! 笑

でもスリルだけじゃなくて、
ぱっちんネズミ取りの模様は,
もはや『SAW』のような恐ろしさ…!(。>д<)w

そして巨大蜘蛛が現れた瞬間、
"アントマン"とスパイディ"の因縁は
この時から既に始まってたのか!!Σ(゜Д゜)…
と、驚かされました…!ww

男の小説のような語り口調は
少しうざかったですが、
男のアイデアでやりこなす
地下室でのアイデア冒険は
なかなか面白かったです♪

逆にラストは男の語りのおかげで
なんとか結末も納得する事ができたし、
今までにないあの終わり方は
斬新に思えました…!!w

レンタル無かったので
思いきって買ってみたけど、
損した感は全くなかった!ヨシッ,
これを昔のコレクション第一号にしよう♪ヽ(´▽`)/
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