縮みゆく人間の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「縮みゆく人間」に投稿された感想・評価

HIME

HIMEの感想・評価

3.2
結末は予想打にしない斬新且つ哲学的な内容で、昔の映画なのに新しさがある。CGでは出ない味わいと恐怖感も良い。猫と蜘蛛がトラウマになりそう。
超絶大傑作。
ひたすら主人公が縮む。しかし悲観に暮れるより、サバイバルを決意するのだ!まるで「サスケ」ばりのアトラクション揃いの地下室の冒険が堪らない。ネズミ取りのチーズを命懸けで取りに行くアイデア!
ラストは達観し哲学になるの笑える!
蛸

蛸の感想・評価

4.3
50年代SFスリラーの傑作。原作と脚本はマシスン。この時代のSF映画は、栄華を極める50年代アメリカの暗部を落とし込んだかのようなシニカルな作品が多いが本作も例外ではない。
前半では身体が徐々に縮小することに対する恐怖が丁寧に描かれる。何気ない日常の出来事における違和感(服のサイズが自分の身体に合わない、嫁との身長差が前よりも縮まっている…など)から主人公は自分の身体に起きている異変を感じ取る。じわじわと積もり積もった違和感は疑惑へと変わり、やがて目に見えて彼の身長が縮んでいることが判る頃には確信に至る。さりげない日常の違和感を蓄積させていく演出が上手い。医者の処方したクスリは一時の救いを彼に与えることになるが、それも長くは続かない。フリークショーで出会った小人症の女性との交流も彼の孤独感を真に癒すものとはなりえない。
後半では、親指ほどの大きさに縮んでしまった主人公が生き延びるために自宅の地下室で孤軍奮闘する様が描かれる。見慣れた周囲の世界は主人公の大きさの変化(視点の変化)によって異化され、未知の世界へと変貌する。自宅の地下室でほとんどロビンソンクルーソーのようなサバイバルが繰り広げられるのだ。知恵と工夫を駆使して食料を確保し外敵と死闘を繰り広げる展開のワクワクドキドキ感は半端じゃない。特に蜘蛛が登場するシーンの緊張と恐怖よ!
全てが終わった後、映画は悲しくも美しいエンディングへと至る。小さくなることで主人公は絶えず無力感や実存的な不安にさらされることになった。(蜘蛛との対決はそれらの不安に対する抵抗を意味する)しかしラストにおいて彼はその段階を越えたところに思考を到達させる。小さくなり、周りのものの存在感が増していく中である種汎神論的で神秘的な諦観に至る主人公の独白は、安易なハッピーエンドとは違った説得力を作品にもたらしている。
80分と尺が短いのでサクッと観れるところも魅力。とにかく最初から最後まで面白くないところがない。特撮もかなり頑張っている。マシスンのシニカルな視点が映える傑作。
slow

slowの感想・評価

3.0
"「進撃の小人!、恐怖と戦う!!」"

57年に公開されたSF映画みたいです。
リメイク企画もあるとか…Σ(゜Д゜)!?
核実験のスコールと殺虫剤の散布を
身体に浴びた事をキッカケに、
体が徐々に縮んでゆく男の恐怖を描いており、

家族向け娯楽映画『ミクロキッズ』とは
正反対でこちらはシリアス…!!
たった一人の孤独と不安…
そして希望と絶望に悩みながら、

広大に広がる地下室で、
なんとか生き抜こうと
必死にあがく男の様子を描いた
サバイバルアクションスリラー!!
ッて感じでした!(。>д<)

面白いのが、やはり「見せ方」です!!
すぐに縮むのではなくて、
最初は"小さな違和感"から始まって…
じわじわと縮みだす様子も恐ろしく,
それを身に付ける小物で巧みに表現し、
次第に一目で分かるほどになってゆき…w

幼稚園児サイズへと縮小すると、
部屋は巨大なセットで再現され、
合成を駆使して、平均サイズの奥さんと
同じ部屋にいる様子は
なんともシュールで異様な光景…!!w

それから小人サイズになってしまうと…
まさに『借りぐらしのアリエッティ』状態w
出てくる"お家"や、武器、
その武器をしまう場所さえも同じww
本作こそがオマージュの元だったのか…!!w
でもジブリよりも面白いゾ!これは(笑)

襲い来る動物や、巨大な虫など、
主人公が探検する様子も不慣れなため、
終始スリル感が漂っていて、
絶対不可能なアトラクションに
果敢に挑戦する男の様子は、
まるで「SASUKE」を見てるかのよう…w
自然と応援したくなっちゃいます(n‘∀‘)η!! 笑

でもスリルだけじゃなくて、
ぱっちんネズミ取りの模様は,
もはや『SAW』のような恐ろしさ…!(。>д<)w

そして巨大蜘蛛が現れた瞬間、
"アントマン"とスパイディ"の因縁は
この時から既に始まってたのか!!Σ(゜Д゜)…
と、驚かされました…!ww

男の小説のような語り口調は
少しうざかったですが、
男のアイデアでやりこなす
地下室でのアイデア冒険は
なかなか面白かったです♪

逆にラストは男の語りのおかげで
なんとか結末も納得する事ができたし、
今までにないあの終わり方は
斬新に思えました…!!w

レンタル無かったので
思いきって買ってみたけど、
損した感は全くなかった!ヨシッ,
これを昔のコレクション第一号にしよう♪ヽ(´▽`)/
Phantom

Phantomの感想・評価

3.0
小さい頃に読んだ、『特撮映画大百科』的な本に載っていた作品。DVDで発売されたのを契機に入手しました。技術的な点はさすがに辛いですね。でも、蜘蛛、猫が大画面で襲ってきたであろう当時の映画館のスクリーンを考えれば、さぞかし怖かったに違いありません。
今回、脚本がリチャード・激突・マシスンと知って驚きました。
50年代SFでここまで面白いのってなかなかない。SFというよりほぼアクション映画ですが。さすがのリチャード・マシスン。
akymrosso

akymrossoの感想・評価

3.7
大昔に見た思い出の作品。巨大猫と、なんとも言えない哀愁のラストしか記憶に残っていないが、大好きで子供ながらに頑張ってタイトルを覚えた記憶がある。後にマシスンが原作・脚本と知り、再見したかったがDVDを見つけられずじまい。近々リメイクされるというので待ち遠しい。
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