光宗薫の無事を確認するために鑑賞。
のつもりだったのにとんでもない傑作だった。
台詞で説明し過ぎるなど脚本に多少の拙さはありますが、斬新な設定や演出が上回っているので良し。
初見の池田エライザは指が長くてびっくり。あと、とてもかわいいです。
「着痩せ」という現象は実在する。ということが実証されました。
久しぶりにみた光宗薫は相変わらず美しい。
ミニスカに破れたストッキング、というところに監督の演出才能を感じました。
オダギリジョーは胡散臭さと優しさを見事に演じていました。
渡辺えり、つみきみほ、キャスティング完璧でした。
めちゃ美人な猫も登場します。
光の加減の演出、主人公の心情の変化とともに柔らかく優しい色合いになっていくのが良かった。
小物や絵も全部可愛い。
エンドロールもとてもかわいい。
今年は「万引家族」「フロリダプロジェクト」「未来のミライ」など家族をテーマにした作品が多数公開されていますが、本作がもっとも魅力的な家族観を魅せてくれているように思います。
生きているうちには、なかなか交わせないであろうストレートな親子の会話。
素晴らしいです。
今年いちばん優しい映画でした。
