シマクマ

ルームロンダリングのシマクマのレビュー・感想・評価

ルームロンダリング(2018年製作の映画)
2.8
ヒロインの八雲御子は5歳の頃父が亡くなり、母も失踪。その後、祖母のもとで育てられた身。その祖母も彼女が18歳の時に亡くなる。
その祖母の葬儀の最中 突然、彼女の叔父 雷土悟郎が現れ彼女を養うと言い出して葬儀中に連れ出す。
彼は御子に住む場所とワケありの仕事を用意してくれた。
しかし、その仕事とは、事故物件に住んで事故の履歴を帳消しにし、浄化された状態で物件を次の住人に渡す「ルームロンダリング」というものだった。
これをきっかけに彼女は幽霊が見えるようになる。・・・という話


あらすじだけ読むと とても面白そうなので鑑賞
コメディチックな内容なんだろうけどコメディ部分が面白くない。






(ここからネタバレ)
しばしば公園のブランコに現れる子供の幽霊とヒロインの関係性が不明
ヒロインのお母さんが、いつ亡くなったのか また原因も不明でモヤモヤした
できれば事故で両親一緒に亡くなったけどお母さんは、その後も幽霊になってヒロインが5歳になるまで見守ってたことにしてもらうとよかった
肝心の事故物件に住む話は、出てきた事故部屋は2件だけ
もっと4,5件ぐらい住んで色々な幽霊を出して貰いたかった
様々な幽霊の悩みや問題を解決していくハートフルコメディならよかったけど中途半端な内容に感じた
また隣人の男とのラブストーリーも入れてたけど、これも消化不良気味
ストーリー全体がグダグダで2時間が長く感じた
題材はいいけど脚本がダメ。
いいところは主演の池田エライザが可愛いって所ぐらいかな
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