ネトフリオリジナルの秀作韓国スリラー。
いつも楽しく読ませて頂いてるレビュアー様のお薦め。
途中まではよくあるスリラーという趣きだったのに(ごめんなさい)、途中からの展開にびっくりします。
後半のあるシーンをきっかけに視点が変わり、ドラマに引き込まれる仕掛けになっています。
この映画は終わりまで簡単に連れて行ってくれません。
そんな馬鹿な、と冷静に見る事も出来る点も無い訳ではないですが…
物語は仲の良い4人家族が新居に引っ越してくるところから始まります。ある日突然誘拐された兄と、19日ぶりに無事再会を果たすが、兄は記憶を無くしていた。そんな兄に違和感を感じ始めてしまう弟…。
後半に差し掛かった時に突如現れる顔に衝撃を受けて。あの顔がまさに真実を写した顔です。
残酷な真実がそこにあるとして、どうしても知りたいか、目を背け逃げたいか?それぞれの選択肢を歩んだ男たち。
物語の時代背景もあり、そこにいろいろな悲劇が重なります。
最後、主人公たちが願っていたに違いない映像にちょっと泣かされてしまいました。