1959年製作公開。脚本監督大島渚。
舞台は川崎。主人公が就職試験を受けたのは東芝がモデルであろう。その昔、その川崎に仕事で通っていた。東芝に副資材を納めていた企業だ。時代は半導体で日本が世界をリ…
色々と荒いのだけどやはり最初から大島は大島。
近年の左翼的映画にありがちなどちらかの側に立ち徹底的に相手側を糾弾するそれとは違い、正しいとか間違っているとかではなく「じゃあどうすればいいんだよ」とい…
このレビューはネタバレを含みます
愛も希望もない話。
タイトルではなく不穏な主題曲が正しい。
貧しさ故に病気の母親に言われるまま、
罪悪感を持ちながら鳩を売る美少年中学生。
売られた鳩は帰巣本能で戻ってくることを
前提としたリピー…
鳩を売るの売らないのとそれくらいのことで大騒ぎしているのが途中まで意味が分からなかったのだが…後半のシーンで女の先生が「私だってお金に困れば売るかもしれません」と言うのを聞いて、鳩を売るという行為が…
>>続きを読む松竹株式会社