ダイセロス森本

グリンチのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

グリンチ(2018年製作の映画)
4.7
かわいかった~!泣いちゃった。
子供のころから今まで、一回もクリスマスを楽しんだことがないまま大人になってしまったグリンチは、今年のクリスマスこそ消してやろうとたくらむ…。最初から個性強すぎる起き方して、そんななら目覚ましつけなきゃいいのに!ってげらげら笑っちゃう。
犬の使い方がひどいわああ~!笑

グリンチは超頭が良くて、理系だよね、とっても素晴らしい革新的な機械で超楽した生活を送ってる。それをクリスマス盗みのときにもしっかり活かしているのが可愛い!そして普通に感動してしまうテクノロジーがいっぱい。

面白いシーンは全部予告でやりすぎちゃったよね感が強いけど…それでもお話はとっても面白い方向に進んでいったし、黄色い髪の可愛いぴょんぴょんした女の子が「サンタさんを捕まえるんだ!」っていうのがまた最高。しかも、サンタさんを捕まえて話したいことは?って友達に聞かれると、「これはとってもパーソナルな内容だから言えないの。」っていうのも可愛すぎる。ママ思いの良い子。
グリンチとはまるで反対の彼女をなぜ同じ時系列で動かすのか、ここにもしっかり意図があるんですね。

金髪のくりくりちゃんの ”幼さ・純粋さ・優しさ” と、
グリンチの ”妬み・悲しみ・苦しみ” は人間どちらも持っているから共感しやすい映画になっていると思う。

本当に面白かった~!なんか色々こっちにきてから問題起きてるけど、この世界に居る時だけは、純粋に映画が好きな一人の子供に戻れた気がしたなあ。

とっても良いです。大人にも子供にも、絶対ウケる話。
最後はほろほろないちゃって、隣の女の子に心配される始末笑。

拍手が起きる映画館っていいですなあ~。