一緒にいてくれる家族や友達、恋人の存在の当たり前に感謝できるクリスマスムービー
グリンチのクリスマス嫌いのトラウマについては深堀りしなかったりそこまで凶悪でなかったり、サンタの存在についてネタバレをしないところを見るに、想像以上に子ども向け作品だった。
(パイプオルガンの曲は子ども向けじゃなかったのが嬉しかった)
ちなみに過去のグリンチは観てない。
クリスマスの準備に全力投球な村人たちを見ていると、自分自身はイベント毎の特別な飾りをする派ではなくどちらかと言うと数日限りのためにいちいち飾り付けするなんて…と思ってしまうタイプだが、イベント事を皆で楽しめることに感謝するための丁寧な場づくりなのだと思わされた。素直になればより時間を豊かに味わえるのかも、と思うとたまには飾り付けて心待ちにするのもいいな〜と文化的に刺激を受けたり。
よく考えたら幼少期の嫉妬を中年になっても引きずってて盗みを働いたら相当ヤバい奴だけども…緑色のフワフワな生き物だからこそ見られるストーリー。
何より犬がとにかく可愛いやつだった。
最寄りで吹替しかやってなかったのが残念だけど大泉洋ならピッタリすぎて文句もあるまい…ナレーションの宮野真守はクリスマスに灯がともるような温もりボイス。
