そもそもこの世界でのグリンチの存在感がイマイチ分からなくて……。
グリンチの親とか兄弟っていないのかしら?
妖精なのか、悪魔なのか?
入り口で躓いちゃったせいで、クリスマスを嫌う理由もわからなければ、嫌がらせする意味も付いて行けず。
長年こじらせた怨嫉がアッサリ解消されちゃうし、グリンチの悪行三昧もバッチリ赦されちゃう終盤の強引な回収っぷり。
予想されてた着地とはいえ、性急な幕引きに興ざめしちゃった。
とはいえ、映像も音楽も素敵だし、愛犬マックスの存在に救われる。
犬には飼い主の見た目や肌の色とか関係ないしなあ。
字幕版でカンバーバッチの声で見ました。
天才だけど偏屈で孤独なオッサン役といえばのキャスティング。
ナイーブな被害妄想狂をノビノビと好演してた。
(正直いえばエンドロールまでカンバーバッチだって気がつきませんでした💦)
大泉洋の吹き替え版だと些末を気にせず楽しめたのかなあ?
102本目