まなみ

曇天に笑う 外伝 宿命、双頭の風魔のまなみのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

えげつないくらい泣いた

アニメ見終わってからだいぶ時間空いちゃってしまって、アニメでいう白子さんの最後どうだったかな?って忘れてるところあったけど、とにかく泣けた

アニメの時は、曇兄弟プラス白子さんはずっと一緒に居て幸せでおってほしかっただけに、白子さんの裏切りがショックすぎて吐くかと思ったし、わりと最後も白子さん救われないまま終わったからえげつない悲しみに暮れてました。

外伝はこれで2作目見終わったんだけど、それぞれの視点に立つとどうしてもいろんな想いがあったんだなってやるせない気持ちでいっぱいになりましたーーー

今回も、この双子たちのこと想うと苦しくてしょうがない

忍びの世界ってどんなアニメでも、漫画でも小説でもわりと影影しいから序盤から胸が苦しい展開にぶち当たることが多いんだけど、今回も例に漏れず風魔の儀式が辛すぎたよね

パパとママと壱助と壱雨の4人で幸せに暮らしてほしかったよ

まず、双子は忌子だとしてどっちか殺されなくちゃいけないみたいなルールだし、せっかく生かして逃げ切ったとしても壱雨は一人ぼっち隠されて生き続けるのも苦しいしどうにかして救われてくれって真底思っていたのに、、、、、

そしたら、まさかの壱助の的(強くなるための儀式行う前に殺さなくちゃいけない身近な存在の親族のこと)がパパだなんて、、、そこは読めたんだけど、悲しすぎるよ。
しかも、パパは壱助がちゃんと殺せるように仕向けて死んじゃって心が張り裂けるかと思ったよ。

そんでもって、壱雨の存在がバレちゃって殺せと命令された時に歯向かったら友達2人も殺されちゃって辛いこと背負わせすぎじゃないか???ってね。

壱雨と壱助2人だけになっちゃったね。風魔一族は里の掟変えるために、こっち側についてくれたけど、本当はママパパそして壱助と壱雨の4人で楽しくずっと暮らせればよかったのにね。

そっからの、壱助と壱雨の行動は本当に仕方ない道だったんだなって思うとさらに辛かったよ。
しかも白子として生きてた時に、暖かくて眩しい存在であろう曇兄弟に出会っちゃって。
白子さんとしてずっとあのまま暮らせたら幸せでいたのにね。
でも、壱雨のことを思う壱助も辛くて。
壱助も壱助で、また置いてかれる捨てられるんじゃないかってきっと不安だったのかなとか思うともう涙腺爆発。
ちょっとあやふやだけど、俺はお前か?みたいな質問に本当はこうやって答えて欲しかったんだよなみたいな壱雨の回想シーンとか泣いた。
2人がちゃんと2人として生きていける世界があったらよかったよ。

白子さんは白子さんとしてあの兄弟といて欲しかったよ
幸せになってほんとにおねがい



p.s
壱助たちのお父さんの声、津田健次郎さんの声めっちゃ好き
まなみ

まなみ