名作とまではいかないが想定以上に面白かった。
パッケージとあらすじがSFっぽいが実際はサスペンスである。
その為若干肩透かしをくらうのは否めない。
フラットに見た方が良い作品。
まず設定が上手く、導き方も親切で見易い。
カメラ、音楽などの演出もよく貢献していた印象。
途中から話は読めてくるものの、全体的に及第点以上という感じで着地。
「三幕目が物足りない」という意見が多いようで至極ごもっともだが、個人的には展開を挟んだり足すよりかはスッキリ纏まっていて良かった。
なんというか、久々に90年代サスペンスっぽい話を新作で観れたという感覚が嬉しかった。
連名の監督も新人っぽい(?)ので今後に期待。