このレビューはネタバレを含みます
久石譲「あの夏へ(あの日の川へ)(いのちの名前)」と共に毎夏身体に取り込みたくなる。
なぜジブリ作品は夏に見たくなるのだろうか？
「記憶は自分の中にあっても思い出せないだけ」
つまり、忘れてしまっているけれども、カラダは覚えていたりするもの。
小さい頃に遊んだ川、そこで溺れたこと、八百万に神(魂)が宿っていて大切にしなければならないという教え、挨拶をする、約束は守る、悪いことをしたら謝る、世界には変えられない道理がある…そういった言わば当たり前の様なことを伝えているわけだけど…油屋って売春宿設定ですよね？パヤオさん。
自分の本当の名前を取り戻すも、やはり世界の約束通りハクは八つ裂きにされるということに気づけば、千尋との別れのシーンの名残惜しい手のカット、その間に涙しない人って存在するのだろうか。
モデルとなった台湾の九份は有名ですが、群馬県の四万温泉にも行ってみてくださいな。
