トトロも好き、もののけ姫も好き。でも私にとって一番特別なのは主人公とほぼ同い年で初めて見た 千と千尋の神隠し です。
仕事ってその人にとって何なのか
働くって何なのか
名前ってその人にとって何なのか
生きてるって何なのか
子供心に初めて考えたそんな作品です。
千尋と同じ環境に置かれたら私はやっていけるかな
お父さんとお母さん助け出せるかな
千尋の両親が自分の両親にそっくりで(←主に後でお金払えばいいだろ的な感じで美味しそうなもの勝手に食べ始めるところw)とてもリアリティいっぱいにそんな悩みをずっと抱えてました(笑)
そんな親も年取って人様のご飯を金に任せて勝手に食べるようなバイタリティもなさそうになってしまい、私は社会に出て働いてお金をもらうようになりました。
ほどほどに社会人経験も積み、改めて見ると、あの時何を感じたのか、初心に帰らせられる思いです。
リアルに働く経験を積んで、助けてくれる人の有り難みを本当に理解すると、ハクとリンの存在がいかに大切かやっと心から理解できた気がしました。そしてそういう人たちのために自分が何かをしてあげたいという自然な気持ちも。
一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで。
ふとすると時々銭婆の台詞を思い出します。
あとハク様はいくつになって見てもかっこいい←