エスパーいとぅ

千と千尋の神隠しのエスパーいとぅのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.6
言わずと知れた日本歴代1位の興行収入を誇る名作。

長男が観たいと言い出したので久しぶりに鑑賞。
もう何十回と観ているが、何度観ても素晴らしい。
秀逸なストーリー、魅力的なキャラクター達、不可思議ながらも引き込まれる世界観。
隙が見当たらない作品。

唯一の弱点といえば、描写が若干怖いこと。
長男は5年生で、まともに最後まで見たのは今回が初めてかも。
これまで何回もチャレンジさせたけど「怖い」からと観るのをやめていた。
だだそれは個人差があるようで、2歳の次男はガッツリ集中して最後まで観てたな(苦笑)
まだ「恐怖」という感覚が養われていないからかもしれないが。

自分が好きなシーンは千尋たちが銭婆のいる「沼の底」駅に向かう電車の中の描写。
影で描かれた彼らはどこに向かうのか?そして何者なのか?
わからないことだらけなのにどこか切なさを感じるのはなぜだろう。
今回もこのシーンに釘付けになってしまいました。